ハードディスクとは
何で壊れたの?ですが、
HDDの寿命は超精密なヘッドや高速モーターを使用していて、使用すればするほど衰えていき、ある程度の年数が経つと自然に故障します。
HDDの寿命についてはメーカーによってはおよそ平均3年間ほどとなっています。
2.5インチHDD 30万時間程度
ATA/S-ATA HDD 40万〜60万時間程度
熱、ホコリ、振動、HDDアクセスの使用状況で長い、短いは左右されます。
熱25℃が標準とすると、HDD故障確時間は、30℃:0.8 35℃:0.65 40℃:0.5 45℃:0.4 50℃:0.3 55℃:0.25 60℃:0.2を掛けた時間となります。
例:概算で40℃の場合のATAは、3年以内の故障確率は 18% となり、ノートの2.5インチHDDは、25〜36%になります。
温度が55℃になると、故障確率は倍になります。熱いパソコンは、壊れやすい事になります。
障害の症状
1位:何もせずに起こる、起動しない、セーフモードでの起動しない、オペレーションシステムノットファンド、ブルーバックで再起動、表示暗いまま等。
2位:デフラグ実施最中に停止、起動不能。HDDが壊れかけてる場合にデフラグすると、ファイルやフォルダ構成が破損します。
3位:パーテーション変更後起動不能。HDDが壊れかけてる場合にパーテーション変更すると、ドライブが消滅やファイル消滅します。
4位:パソコン、HDDを落とした、衝撃を与え的同不能。中度〜重度物理障害になり、読み取り部が壊れる事がほとんどです。
5位:ウィルスやスパイウエアに感染し起動不能。論理障害が多い、HDDが正常であれば、データ取り出してリカバリ後HDDは使えます。
※デフラグ、パーテーション変更の前にデータのバックアップは取りましょう。
※何もしなくても突然壊れる可能性がありますので、常に重要なデータはバックアップを取りましょう。
※フリーズ、再起動、遅い、エラー表示が出たら、まずバックアップを取りましょう。
当社にデータ復旧依頼品で、USB HDDやパソコン購入後1年以内に壊れて依頼が来るものもあります。
HDD=パソコンは壊れない物では無く、消耗品=壊れるものと考え、重要データは2箇所以上の媒体に定期的にバックアップが必要です
どこが壊れるか?
HDDを分解してみました。
●ヘッドがコントーロール不能→コントーロール部の故障や、ヘッド移動の軸受け寿命、熱による板バネの変改で、カタカタ異常音で起動時や突然、ヘッドが暴れます。 ●ベアリングが劣化。常時回転してる所ですので、回転が遅くなったり、回転不能になります。キーン音が大きくなります。 ●記録部分は、数枚が数段に付いてます。 ゴミ、キズ(ヘッドの摩擦)、油膜などにより読み書き出来ない部分が不良となります。 これを、不良セクタがあると言います。 |
コントロール部、ベアリング部は熱の影響を受けやすいものです。
衝撃で、ヘッドが歪みキズが付くと読み取り不良になります。
読み書きしている時に電源が切れると、読み取りヘッドがディスクをこすってしまい壊れたり、寿命が短ります。
衝撃、湿気、磁気、熱に弱いデリケートなものなのです。
消耗部品の記録部分のベアリング、ヘッド移動部はいつかは回転落ちる、しないなどの寿命がいつか来ます。
キーン音が大きい、異常なカッタンカッタン音がする、時々起動しない、エラーが出る、アプリケーションの起動反応が遅い等が壊れる兆候です。
では、何が必要か?
パソコンは、直りますが、記録部キズなどで重度物理障害などで、データは復元出来なくなります。
重要なパソコン用途に使われてる場合は、定期的にHDD交換。
少しでも、異常音、突然再起動する、時々起動しないなどおかしいと感じた場合は、まずデータ救済を、次にHDD交換を
お勧めします。
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